今、SDGsを経営に活かさない手はありません
エグゼクティブアドバイザー
小村 元
SDGsとは
今、SDGsという言葉が色々なところで使われ、また様々な取組みも喧伝されています。
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、私たちの社会の発展のための世界的な課題(アジェンダ)を17分野169のターゲットとして提示し、2015年に国連で採択されたものです。このアジェンダには貧困、教育、気候変動、環境劣化など企業にとって関連のある広範な課題が扱われています。
この国連での採択を受け国内では、
スーパーコンピュータ「富岳」開発からみた
マネジメント戦略
エグゼクティブアドバイザー
野田 敬人
技術のマネタイズ戦略に必要不可欠なポイントとは?
1980-90 年代のアナログからデジタル(例えば紙媒体管理からデジタル管理)への移行では、IT 技術そのものが 課題解決という役割を果たしていました。しかしながら、最近話題にのぼる新しい技術(AI や IoT など)は、顧客 の課題解決のための手段に過ぎません。従って、マネタイズが非常に難しいのです。経営者はこのことを理解する 必要があります。
優れた技術であっても、それをマネタイズするには、一部の幸運なケースを除き、下記の①~⑤をすべてクリアする必要 があり、戦略が要求されます。これらは必ずしもシリアライズして実施する必要はありませんが、技術の事業化戦略を立 案する上で必要不可欠な考慮ポイントとなります。………
㈱ナレッジピース
理化学研究所と富士通が作ったスーパーコンピュータ「富岳」が、性能ランキングで世界初の4冠を達成した。スパコンの性能ランキングは世界レベルで毎年6月と11月の2回公表される、これを直近の2回連続して複数分野のベンチマークで4冠を達成したことにより、突出した性能を実現していることが証明された。新しい技術を追求しながら、優れた技術と製品で、人と社会のために貢献するという挑戦マインドの具現化である。
「富岳」は、文科省及び理研と一緒に以下の事業概要を立て開発を進めた………
「デザイン経営」デザインが経営に役立つ訳
1.背景-デザインが経営に役立つ訳-
企業を取り巻く経営環境は、グローバル化やデジタル化が進展すると共に、価値観の多様化や少子高齢化が急速に進み、市場や顧客を読むことが極めて難しい時代になっています。中堅・中小企業がこれからの不透明な時代を乗り切って行くためには、他とは違った存在価値を明確にし、常に新たなチャレンジを行いながら、顧客価値の明確な商品・サービスを開発・提供できることが重要になっています。
経営者の皆さんはデザインを「商品の色や形を整え、付加価値を高める活動」だと理解されているかもしれません。しかし、近年、顧客とともに共創活動を実施して、人間(顧客)中心で設計要件をまとめ、それを元にプロトタイプを作り、すぐに顧客に使ってもらい、出てきた問題点を素早く修正する。このプロセスを何度か繰り返しながら、顧客が本当に喜ぶ(満足する)商品・サービスの開発を行うことも、デザイン活動として捉えられています。
また、商品・サービスの価値を、………
㈱ナレッジピース
エグゼクティブアドバイザー
上田 義弘
技術のマネタイズ戦略に必要不可欠なポイントとは?
エグゼクティブアドバイザー
吉澤 尚子
1980-90 年代のアナログからデジタル(例えば紙媒体管理からデジタル管理)への移行では、IT 技術そのものが 課題解決という役割を果たしていました。しかしながら、最近話題にのぼる新しい技術(AI や IoT など)は、顧客 の課題解決のための手段に過ぎません。従って、マネタイズが非常に難しいのです。経営者はこのことを理解する 必要があります。
優れた技術であっても、それをマネタイズするには、一部の幸運なケースを除き、下記の①~⑤をすべてクリアする必要 があり、戦略が要求されます。これらは必ずしもシリアライズして実施する必要はありませんが、技術の事業化戦略を立 案する上で必要不可欠な考慮ポイントとなります。………
㈱ナレッジピース